クリスマスローズ
こんにちは。
ニシオ電化の中西です。
遅くなりましたが、今年もどうぞ宜しくお願いします。
2020年、初の投稿となります。
いつものお客様であるHさんが『クリスマスローズ』を持って来てくれました
冬になるとよく見かけるようになりますが、とっても可愛い花ですよね
クリスマスローズの花言葉は『私の不安をやわらげて』『慰め』『中復』など。
英語なら、『relieve my anxiety(私の不安をやわらげて)』
ちょっと調べてみました
花名・花言葉の由来
花名の由来
花名のクリスマスローズは、クリスマスの時期にバラのように美しい花を咲かせることに由来します。
属名の学名「Helleborus(ヘレボルス)」は、ギリシア語の「helein(死に至らしめる)」と「bora(食べもの)」を語源とし、
この植物の根に毒があることにちなむといわれます。
花言葉の由来
古代のヨーロッパでは、クリスマスローズの香りが病人から悪臭を除くと信じられ、ギリシアでは狂人を正気に戻すと考えられていました。
また、イギリスのエリザベス時代(16~17世紀)には憂うつを追い払うのに使われていたといいます。
花言葉の「私の不安をやわらげて」「慰め」はこれにちなみ、「中傷」の花言葉は根に毒があることに由来します。
クリスマスローズの誕生花
クリスマスローズの言い伝え
イエス・キリスト(紀元前4年頃~紀元後28年頃)が生誕したとき、マデロンという少女が羊飼いたちと一緒に祝福に訪れました。
少女は贈り物に囲まれた赤ん坊のキリストを見て、貧しい自分には何も贈るものがないと泣いてしまいます。
その姿を見た天使が地面に触れると、そこにクリスマスローズが現れました。
マデロンはそれを摘んでキリストに捧げたそうです。
クリスマスローズの種類
クリスマスの時期に一重咲の白い花を咲かせるのはヘレボルス・ニゲルという品種です。
また、2~3月頃に開花するレンテンローズ(ヘレボルス・オリエンタリス)や改良品種も日本の園芸市場では「クリスマスローズ」の名称で出回ります。
なお、レンテンローズの「レント」は、キリスト教のレント(四旬節:イースター(復活祭)の前の40日間にわたるキリスト教の行事で、祈り、断食、慈善などが行なわれる。2月4日~3月10日のいずれかの日に始まる)にちなみ、同時期に花を咲かせることから名づけられました。
クリスマスローズの毒
種によって成分は異なりますが、毒を根茎(こんけい)や葉に含みます。
あやまって摂取すると、嘔吐、腹痛、下痢、けいれん、呼吸麻痺、心拍数の低下、
心停止などを引き起こす恐れがあります。
クリスマスローズの季節・開花時期
旬の季節: 冬
開花時期: 12月~2月
出回り時期: 12月~2月(最盛期は1月)
花持ち期間: 7日程度
クリスマスローズの名称・原産地
科・属名: キンポウゲ科クリスマスローズ属
学名: Helleborus niger
和名: クリスマスローズ
別名: ヘレボルス・ニゲル、雪起こし(ユキオコシ)
英名: Christmas rose
原産地: ヨーロッパ中部~南部
だそうです。
知ってました
もう一つ。
クリスマスローズには、花びらがないのです
花びらに見えている部分は、実は花のような形をした萼片(がくへん)になるんですって
そのため、鑑賞期間が比較的長くなるそうです。
なお、本来の花びらも蜜腺(ミツを分泌する器官)として残り、これが大きく発達したものを選別した
品種もあるみたいです
クリスマスローズの毒なんて書いてあるとびっくりしちゃいますが….
今回はこのぐらいにしておきましょう
See you~